ほのかな苦味がくせになる春の七草“せり”のチヂミ−ミナリジョン

せりチヂミ

ほのかな甘みの中にさらに微かな苦味でクセになるおいしさ。ミナリ(せり)の旬は冬・春なので、期間限定の味覚をぜひ。

目次

ミナリ(미나리:せり)とは?

湿地や田んぼのあぜ道、小川周辺など、水気の多い土地に自生する多年草で、春先の若い芽や茎を食用にします。(芹/モランボン 薬念研究所 2024.9.28)

材料

せり

1袋

小麦粉

大さじ4

上新粉(サクッと仕上がる。なくても可)

大さじ1/2

ひとつまみ

大さじ4

つくりかた

せりを3,4cmの長さに切り、全ての材料を混ぜ合わせる。

全てを混ぜ合わせる

フライパンに油を熱し、1.を加え薄く伸ばす。平になるよう押しながら、両面こんがり焼けば完成。

両面焼く
せりチヂミ

ミナリ(미나리:せり)の栄養素

カロテン、葉酸、ビタミンC、カリウム、鉄などが豊富に含まれており、貧血予防の効果があります。香り成分である精油成分には、リラックス効果があります。フラボノイドの一種であるケルセチンには抗酸化作用があり、カロテンやビタミンCとの相乗効果で、がん予防が期待されています。(春・冬の旬野菜セリ/JAグループ 2024.9.28)

ミナリ(미나리:せり)はどこで買える?

冬から春にかけてスーパーで購入可能です。

ミナリ(미나리:せり)を使った料理

ミナリカンフェ: 芹の巻きもの

芹をさっと茹で、茹で肉の細切りや錦糸卵にくるくると巻きつけたもの。チョコチュジャン(とうがらし酢味噌)につけて食べます。早春の芹で作るミナリカンフェは、爽やかな春の香りを楽しむ、春料理の代表といえます。

ミナリチョデ: 芹の衣焼き

芹を揃えて並べ、串に刺してから小麦粉と卵をつけて油で焼いたもの。菱形や長方形に切って、料理の具やあしらいに使います。

その他

芹独特の香りが魚の生臭さを消してくれることから、センソンチゲ(魚介の鍋もの)やメウンタン(魚を煮こんだ辛いスープ)など、魚介料理に一緒に入れることがあります。

(芹/モランボン 薬念研究所 2024.9.28)

「ミナリ」という映画をご存知ですか?

第78回ゴールデングローブ賞 外国語映画賞を受賞した映画『ミナリ』 (原題:Minari)

タイトルのミナリ」は、韓国語で香味野菜のセリ(芹)。たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている。
理不尽かつ不条理な運命に倒れてもまた立ち上がる─。人生は続き、明日は必ず来ることの貴さを伝えてくれる、今こそ求めていた希望の物語。

https://gaga.ne.jp/minari/
せり

主人公家族のおばあちゃんが
「近くに水がきれいなところを見つけたの、ミナリでも植えようかしら、ミナリはね、根っこまで食べられて健康にもいい、パーフェクトミナリよ。」という言葉が頭に残っていて、ミナリ料理をいつか作ってみたいと思っていました。

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