[感想]Songs for the Planetarium 星空と巡るプレイリスト in コニカミノルタプラネタリウム池袋

プラネタリウム|コニカミノルタ -
Songs for the Planetarium 星空と巡るプレイリスト - プラネタリウム|コニカミノルタ タイトル ※プラネタリウム天空、プラネタリアTOKYOではSOUND DOME上映です。 タイトル 上映期間

満天の星空と素敵な音楽に包まれてリラックスしちゃおう!というポップな回かと思いきやそうじゃなかった…

心揺さぶられまくり。

音楽・映像・ストーリーが渾然一体の輝きを放ち、私の心の底まで到達した。

改題:星空40〜50分見つめてるだけで、人生観変わっちゃうけど大丈夫?

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ストーリーはラジオの設定で進行していく。
パーソナリティーは声優の神谷浩史さん。

1.リスナーからお便りが届く(星にまつわる思い出)

もう本当この話がよく出来てて、これだけでジーンとしちゃう。

2.お便りに合った楽曲が流れ、上空には星空・宇宙のスペクタクルな映像が展開。

【楽曲】星や宇宙をテーマにした選曲。

 包み込むような音圧に、180°大パノラマの星空と相性が悪いわけがない。楽曲の世界観にどっぷりと浸る。
 歌詞も、「お便りをもとに書いた?」「歌詞からお便りを作った?」と思うほど歌詞とお便りの内容がリンクしている。

【映像】もう圧巻としか言いようがない。

 百聞は一見にしかずとは、この時のためにつくられた言葉。
 そして途中、お便りにちなんだ宇宙に関するトリビアが挿入される。(超絶宇宙世界観の天才的なCGによる解説付き)

→ここでお便り、歌詞、トリビアが全てがリンクして鳥肌( ´Д`)

(tapでひらく)

特に北極星(ポラリス)の話が印象的。

このエピソードの主人公は、歌手になる夢を諦めた20代後半の女性→のち、Aimerにかかる。

フェリーで帰郷中、夜中甲板に出てみると一人の若い男性に出会う(意味深)。

「星を見に来たんですけど、曇ってますね。あ、でもポラリスは見える」

北極星・ポラリスは不動の星で、航海指針になる。→フェリー人生にかかる。

(緻密な会話や一人語りありまして)

🎵ポラリス/Aimer

(もろもろありまして)

字ナレ「いづれポラリスは、北極星としての役割を別の星に譲る…」(トリビア)

※約2万6,000年の周期で地球の地軸が方向を変えるため、別の星が北極星としての役割を担う。

人生の指針も変わってもいいよね。進むことが大切かもしれない。北極星・フェリー(船)

3.神谷浩史さんの締めコメント

お話を振り返って、きれいにまとめて持ち帰りやすいように包んでくれるので、受け取るのを忘れずに。

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これを3話繰り返すのだが、それにも憎い仕掛けがあって、とにかく最後の最後までやられっぱなしである。

まとめ

 3話それぞれに教訓があり、映像と音楽をもって心に深く浸透してくる。

 鑑賞直後はそれぞれが進むべき道を鮮明に照らし、時間が経てば闇夜の足元を優しく照らすような光になる。そんなプラネタリウム。

上映は2024.6.30.まで。

<完>

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