日本の味噌汁と似ていて、ちょっと違う。
味噌汁のように、老若男女誰からもから愛されるテンジャンチゲ。
しかし、具沢山で味も濃く、「汁」というより「鍋」。
とてもご飯がすすむ一品。
そういう意味では、味噌汁よりももっと国民の胃袋を支えてきたのかもしれません。
そんなテンジャンチゲを詳しくみていきましょう。
テンジャンチゲの基本知識
テンジャンチゲ(된장찌개)とは?
テンジャン(된장)=味噌、チゲ(찌개)=鍋料理を意味し、テンジャン(味噌)をつかって、野菜などを煮込んだ日本の味噌汁に似た料理。
しかしテンジャンは豆味噌なので、煮込めば煮込むほどに美味しくなり、具材の量が多いのが日本の味噌汁との違い。
テンジャンチゲの具材
家により地方により、あるいは季節により、具や味つけはさまざまですが、主に豆腐、えのき、長ねぎ、じゃがいも、唐辛子が使われます。
テンジャンチゲを作る際に必須のテンジャン(된장)とは?
「味噌」は韓国語で「된장」という。韓国の味噌は 野菜につけて食べたり、テンジャンチゲ(된장찌개)などの鍋料理に使われる。味噌の作り方は、鍋で茹でた大豆をすり潰しそれを固め、メジュ(메주)という味噌玉を作る。これをオンドル(온돌)の暖かい床の上で布をかぶせたり、藁をかぶせて軒先につるし、表面にカビを生やさせる。この味噌玉を塩水と一緒に壺(장독)に入れて発酵させると味噌ができる。壺に残った水分は간장(醤油)となる。 |
味噌汁との違い
基本的に、日本の味噌は米味噌、韓国の味噌(テンジャン)は豆味噌。
そのような違いから、つくりかたの点では、日本の味噌は風味が飛びやすいので完成の直前に火を止めてから味噌を入れるのに対し、テンジャンは煮込めば煮込むほど美味しくなるので、序盤から野菜と一緒に煮込んでいきます。それもたくさんの具材で。なので「汁」というより「鍋」という表現が近いかもしれません。
味の点では、テンジャンは味が濃く、微かに納豆の風味を感じます。
テンジャンチゲと韓国の食文化
テンジャンチゲはどんな時に食べる?
韓国の人々が毎日のように口にしながらも、サラリーマンの昼食メニューではキムチチゲと並ぶトップ人気を誇る、そんな料理です。(テンジャンチゲ(된장찌개)/モランボン 2024.9.24)
テンジャンチゲの商品
韓グルメ旅 テンジャンチゲの素
各地域で有名な韓国料理がお家で簡単に楽しめる「韓グルメ旅」シリーズ。
韓国伝統味噌のコクに海鮮の旨味を加えたテンジャンチゲの素です。
bibigo 牛肉テンジャンチゲ
レンジや湯煎で簡単に食べられる本場の牛肉テンジャンチゲ。
テンジャンの食べ方・楽しみ方
テンジャンチゲの食べ方
お店では韓国土鍋に一人分を作り、スプーンですくって食べる。ごはんを浸したり、ご飯の上にかけたりもする。
家庭では大鍋で作り、食べる時は各々の汁椀にとり分けて食す。
テンジャンチゲのつくりかた
材料
玉ねぎ
1/2個
じゃがいも(角切り)
1個
青唐辛子(あれば)
2本
木綿豆腐
150g
調味料
水
300ml
お好みの出汁
大さじ2
テンジャン
大さじ2
しょうゆ
大さじ1
粉唐辛子
大さじ1/2
おろしにんにく
大さじ1/2
砂糖
大さじ1/2
つくりかた
材料を全て入れて10〜15分煮込んで完成
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